活動内容 ACTIVITY

女性優先現地見学会

開催日

令和4年12月13日(火) 10:00~15:30

開催場所

現地見学(午前): 津屋川水系清水池(海津市南濃町津屋)

現地見学(午後): 羽根谷、さぼう遊学館(海津市南濃町奥条) 

意見交換会   : さぼう遊学館 学習室

参加人数 14名
主催 岐阜県自然共生工法研究会

概要

 ハリヨの生息地として保全されている「津屋川水系清水池(海津市南濃町津屋)」や「清流の国ぎふ」づくり自然共生工法写真コンテストの表彰作品の場である「羽根谷(海津市南濃町奥条)」を見学しました。その後、意見交換の場を持ち、自然との共生、環境の保全についての理解を共有するとともに参加者同士の交流を深めました。

 清水池では、木曽三川流域エコネット応援団の川口さんから、ハリヨの生息には、湧水や底質などの物理環境ばかりではなく、巣づくりのための水草や水際植生も必要であるという説明があり、植物生育と魚類生息との関わりの観点も交えた学習ができました。また、下多度発展会の橋本会長から説明から、水面を覆い尽くすように繁茂してハリヨの生息にも影響を与える特定外来生物のオオフサモの除去や津屋川に秋の彩りをもたらしている左岸堤防におけるヒガンバナの保存についても学習しました。

 羽根谷では、砂防遊学館の木村先生から、映像や展示物を見ながら、砂防事業の必要性や命を守る土砂災害ハザードマップや避難などについての講義を頂いた後、砂防施設の現地を訪れ、登録有形文化財の羽根谷砂防堰堤を見学して、その構造や工学的な機能、歴史的な役割などの説明を受けました。

 意見交換会では、民間で自然共生の活動をされている川合理事と清水理事に、木曽三川流域エコネット応援団の川口さんと長崎さんを交えて、環境の保全、自然との共生に関わり始めたきっかけや女性が取り組む意義などについて話し合い認識を深めました。

参加者の声

・女性優先という企画は女性が参加しやすい試みであり、バスで一緒の移動は他会社の女性の方との交流のきっかけともなる。

・ハリヨの生態について学べ、重要文化財や重要な施設等をじっくり見学できるので楽しかった。津屋川はヒガンバナの時期にも来てみたい。

・ハリヨ生息地の現状と課題についての見学会で、ハリヨの生息地やハリヨを直接見られ、20℃以下の湧水池に生息するなど、生息できる自然環境について知り学ぶことができたのがよかった。

・砂防堰堤の現場や話など、普段中々体験することができない機会が得られ、いつもは聞けない話を聞かせていただいたりしてとても勉強になった。

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現地見学1(午前) 現地見学2(午後)
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意見交換会 集合写真