「最近の話題」についての勉強会~流域治水から流域総合水管理へ~「高木家文書から学ぶ木曽三川流域の治水」勉強会
| 開催日 | 令和7年11月28日(金) 9:30~12:00 |
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| 開催場所 |
ワークショップ24 413研修室(大垣市今宿6-52-18) |
| 参加人数 | 31名 |
| 主催 | 岐阜県自然共生工法研究会 |
概要
近年、気候変動による降水現象の極端化への対応として、流域の降水に係わる全ての機関や団体が協働して治水に当たる「流域治水」の取組が進められています。その過程で、流域内で水が有している諸機能や果たしている様々な役割について、流域治水との間の調整が不可欠との認識から「流域総合水管理」の気運が高まっています。
高木家は、江戸時代に木曽三川の水行奉行などを務めた上級旗本で、現在の大垣市上石津町に北家、東家、西家の三家があって、濃尾平野を中心に水論(用水や悪水を巡る争論)の調整に当たっていました。彼らが残した古文書・古絵図類は約10万点に及ぶとされ、それらの翻刻・整理・研究が進められています。江戸期を通して、この地域の水行に係わる諸問題の調整に当たってきた高木家の歴史には、現在の「流域治水」や「流域総合水管理」にも通じる多くの知恵、知見が残されており、自然との共生を目指す私たちにとりましても、当時の蓄積されてきた知見を得ることは、今後の業務に役立つ貴重なものとなりました。
参加者の声
・過去の治水の知恵は現代の流域治水に通ずる部分もあり解決のヒントになると感じた。
・地域住民の合意を取るということは今も昔も最も重要で大変だったのだと認識した。
・従来からのテーマではなく治水関係の歴史を聞けて大変勉強になった。
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| 講義状況 | 講義状況 |





